WeWorkの株価が危険水域に…

12月20日の株価は1.44ドルまで下落しペニーストックの仲間入り直前(上図)。
社債は額面の半値となる50ドルすら下回り(下図)、危険水域どころか警報が鳴りまくりの状態です。

そもそもWeWorkは知名度とは裏腹に紆余曲折で何とか上場したシェアオフィスプロバイダ。

WeWorkインドは何とか黒字に転換したようですが、

米国本社は12月に入ってからFitchにCCCへの1ノッチ格下げを食らいました。立派なジャンクボンドの仲間入りです。

レンタカーのハーツだって破綻したけどすぐ復活したじゃないという話もありますが、
キャッシュバーンが止まらないのでソフトバンクは資金援助を迷っているなんて話もあります。

そもそもWeWORKは高い賃料でオフィスの大きな床を確保し、小割して稼ぐビジネススタイル。はっきり言ってパクるのは簡単。

高級路線で差別化を図っており神谷町トラストタワーにだって入ってますが、その分の賃料をユーザーに転嫁するのは容易ではありません。

しかし、生ビール飲み放題なのが評価されてます!!!あと日本のWeWorkはソフトバンクが50%親会社なのでWeWorkが破綻しても営業は続くでしょう(たぶん)。

会議室のモニターが数カ月故障状態なのは資金枯渇のせいじゃないことを祈っております。